
「キックボクシングをやってみたい。でも、まわりが上手な人ばかりだったら恥ずかしい」 「パンチもキックもやったことがないのに、ジムに行って変な動きをしたら笑われそう」
そんなふうに、興味はあるのに一歩が出ない方は少なくありません。とくに大人になってから新しいことを始めるときは、「できない自分」を人に見られることが、思っている以上に気になるものです。
この記事では、キックボクシング初心者が「恥ずかしい」と感じやすい理由をひとつずつ整理し、その気持ちとどう付き合えばいいか、気にせず始めるためのコツをまとめました。読み終わるころには、「なんだ、そんなに気にしなくてもよかったんだ」と少し肩の力が抜けているはずです。
結論:恥ずかしいのは「最初の数回」だけ。みんな同じところから始めています
先にお伝えすると、初心者が恥ずかしいと感じるのは自然なことです。そして、その気持ちはたいてい最初の数回で薄れていきます。
理由はシンプルで、ジムにいる人はみんな自分の練習で手いっぱいだからです。そして、今は上手に見える人も、最初はぎこちない動きから始めています。チャンピオンも最初は初心者でした。
「恥ずかしさをなくしてから行く」のではなく、「恥ずかしいまま行ってみる」。それで大丈夫です。
初心者が「恥ずかしい」と感じる5つの理由
まずは、どんなところが恥ずかしく感じるのかを整理してみましょう。理由がわかると、対策も見えてきます。
1. 動きがぎこちないのを見られるのが恥ずかしい
パンチやキックは、日常生活ではまずしない動きです。最初は手と足がバラバラになったり、思った方向に体が動かなかったりします。これは運動経験のあるなしに関係なく、ほとんどの人が通る道です。
2. 体力がなくて、すぐ息が上がるのが恥ずかしい
「ついていけなかったらどうしよう」「途中でへばったら迷惑かも」という不安です。運動から何年も離れていた方ほど、この心配を口にされます。
3. 服装や持ち物がわからず、浮いてしまいそう
「何を着ていけばいいの?」「グローブは買わないといけないの?」と、準備の段階で不安になるケースです。場違いな格好で行ってしまうことを恥ずかしく感じる方もいます。
4. 年齢や体型が気になる
「40代・50代で今さら」「体型が変わってきたのを見られたくない」という気持ちです。若い人ばかりのイメージがあると、なおさら行きにくくなります。
5. 「怖い人がいたら」「なじめなかったら」という雰囲気への不安
格闘技ジムには、どうしても「怖そう」「体育会系」というイメージがあります。初心者が来たらどう思われるだろう、という気持ちも恥ずかしさにつながります。
恥ずかしさをやわらげる考え方
理由がわかったところで、気持ちを少し楽にする考え方を紹介します。
まわりは思っているほど見ていない
ジムで練習している人は、自分のパンチやキック、呼吸に集中しています。人の動きをじっと見ている余裕は、実はあまりありません。「見られている」と感じるのは、自分が緊張しているからということも多いのです。
「できない」のは、できるようになる途中なだけ
ぎこちない動きは、上達する前の「通過点」です。最初からきれいにできる人はいません。トレーナーは初心者の動きを見慣れていますし、むしろ「最初はそれで普通ですよ」と声をかける立場です。
目的は「人に見せること」ではない
運動不足を解消したい、ストレスを発散したい、何か新しいことを始めたい。目的は人それぞれですが、どれも「上手に見せること」ではないはずです。自分のための時間だと考えると、まわりの目は気になりにくくなります。
気にせず始めるための具体的なコツ
ここからは、行動の面でできる工夫です。
| 不安 | やってみるとよいこと |
|---|---|
| 動きがぎこちない | 最初は「マネできればOK」くらいの気持ちで。わからないところはその場で聞く |
| 体力が心配 | つらくなったら休む前提で参加する。ペースは自分で決めてよい |
| 服装・持ち物がわからない | 動きやすい服と飲み物、タオルがあれば十分なことが多い。事前にジムに聞いてみる |
| 年齢・体型が気になる | 見学や話を聞くだけの日をつくり、どんな人が通っているか自分の目で確かめる |
| 雰囲気が不安 | いきなり入会を決めず、まずは見学や体験で空気を感じてみる |
最初の1回は「様子を見る日」と決める
最初から上手にやろうとすると、それだけでハードルが上がります。初回は「どんな場所か見に行く日」と決めてしまうのがおすすめです。見学だけ、話を聞くだけ、という形でも十分な一歩です。
少人数の時間や、マンツーマンを選ぶ
人の目がどうしても気になる方は、少人数のクラスや、トレーナーと1対1で教わる形を選ぶと始めやすくなります。まわりを気にせず、自分のペースで基本の動きから覚えられます。
「休んでいい」と最初に決めておく
体力に自信がない方は、「つらくなったら休む」と最初から決めておくと気が楽です。休むことは恥ずかしいことではなく、続けるための工夫です。
「わからない」は口に出していい
構え方、足の位置、パンチの出し方。初めてのことは、わからなくて当たり前です。わからないまま黙ってがんばるより、「すみません、もう一回いいですか?」と聞いてしまうほうが、ずっと早く覚えられます。初心者に教えることに慣れているトレーナーにとって、質問はうれしいものです。
最初から完璧な目標を立てない
「週3回通う」「3か月で上達する」と最初から高い目標を立てると、思いどおりにいかなかったときに行きづらくなります。最初の目標は「また行ってみる」くらいで十分です。続けるうちに、自分に合ったペースが自然と見えてきます。
ベストキッド東京が大切にしていること
ベストキッド東京は「日本一やさしいキックボクシングジム」です。言いかえると、日本一、敷居の低いキックボクシングジムでありたいと考えています。
会員さんの99%は、未経験・運動習慣のないところからのスタートです。ぎこちない動きも、すぐに息が上がるのも、ここではごく当たり前のこと。練習はミット打ち・サンドバッグ・ストレッチ・トレーニングが中心で、人と打ち合うスパーリングはしません。
練習の強さはその日の自分に合わせて大丈夫です。ついていけなければ少し休んで、また再開すればいい。忙しい日はクラスの途中から参加しても、途中で抜けてもかまいません。服装は自由で、グローブは無料でお貸しします。
人の目がどうしても気になる方には、マンツーマンで教わる30分パーソナルもあります。どんな方が通っているかは初心者の方へのページでも紹介しています。
「こうじゃなきゃいけない」はありません。できるときに、できることから。楽しいから続いて、続くからうまくなって、うまくなるからもっと楽しくなる。そんな流れを、いちばん大事にしています。
まとめ
- 初心者が恥ずかしいと感じるのは自然なこと。ほとんどの人が最初の数回で慣れていく
- 恥ずかしさの理由は「動き」「体力」「服装」「年齢・体型」「雰囲気」の5つに分けて考えると対策が見える
- まわりは自分の練習に集中していて、思っているほど見ていない
- 初回は「様子を見る日」と決める、少人数やマンツーマンを選ぶ、休む前提で参加する、が始めやすくするコツ
- 恥ずかしさをなくしてから行くのではなく、恥ずかしいまま行ってみて大丈夫
まずは、来るだけ来てみませんか?
ベストキッド東京では、体験はもちろん、話を聞くだけ、見学だけでも大歓迎です。見学だけの方に、無理に入会をおすすめすることはありません。「恥ずかしいけど、ちょっと気になる」その気持ちのまま、気軽にのぞきに来てください。